在宅避難者
東日本大震災以降、自宅で暮らしている人、または、避難所などから戻って自宅で暮らしている人たちのこと。
支援が非常に届きにくいことが問題となっている。
成り立ち
東日本大震災では、津波によって多くの方々が家を流された。
そして、家を流されはしなかったものの、半壊になった方、泥や瓦礫が押し寄せ、家具や日用品の大部分が使い物にならなくなってしまった方も、大量に存在する。そんな家に住み続ける人々が、在宅避難者である。
問題点
仮設住宅に入居している方々と比べ実態がつかみにくく、支援が届きにくいという特徴がある。自治体も正確な被害総数は把握できていない。
広域に押し寄せた津波により生まれた「新しい被災形態」ともいうことができ、法整備も不十分であった。
- 最終更新:2014-12-02 03:55:12